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2013年12月21日 (土)

通訳案内士国家試験 崩壊の危機!

昨日、観光庁から通訳案内士国家試験に関して発表がありました。

それは、通訳案内士国家試験 英語筆記試験の免除対象に、なーんと、「TOEIC」を追加するということです。

TOEIC®×観光庁 国家資格として初のTOEIC®との連携!                   TOEIC®スコアが通訳案内士試験免除対象になります! | 2013年 | 報道発表 | 報道・広報 | 観光庁

Jta20131220

TOEIC|プレスリリース|2013年度|国家試験の通訳案内士試験でTOEICスコアが英語筆記試験免除対象に!

Toeic20131220

実は、このニュースを知ったのは、今日の朝、TwitterのTLからでした。

Tl20131220_2

この事実を知った瞬間、「通訳案内士国家試験 崩壊の危機」だと感じました。

英検1級が免除対象になったときも、ショックでしたが、今回はそれを上回るほどの衝撃が体に走りました。

観光庁の思惑はよくわかりませんが、観光庁からの発表内容によると、学生をターゲットにしていることがわかります。

英検1級が免除になった時も、その後も、何回か言っていますが、

「通訳案内士国家試験は免除なしの正規受験を通して合格して初めて、この国家試験である通訳案内士国家試験の醍醐味を味わえ、意義のある国家試験である。」

と、考えています。

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通訳案内士国家試験」カテゴリの記事

コメント

きんちゃん、ご無沙汰しております。

さすがに今回の「通訳案内士筆記(英語)免除にTOEIC」は、
それはないよ!と怒りが込み上げてきます。

TOEICを対象にすることももちろんですが、
免除の基準があまりに低すぎる! 840って何それ?
人によっては英検準1級さえ滑る可能性がある点数。
TOEIC側の圧力でもかかったのかな?
それと、東京五輪をにらんで案内士(&受験者)を
増やしたい観光庁の思惑が一致したのか?

TOEICほど信用できない英語検定はないのに。
通常は聞き取りと読解、それも4択マークシートのみですから。
その証拠に、900点でも英検1級に落ちる人はざらにいますしねえ…。
正確な統計がないので何とも言えませんが、
一説では900点ギリギリなら、半数近くが1級に落ちる?
中には合格は10人に1人とする説もあるようです。
(ちなみに私の基準では英検1級>>>TOEIC900。
それほどまでにTOEICは信用していません。)
一方で英検1級は私自身が案内士有資格者にも関わらず
何度も落ちたことを考えても信用に値するのでは、と思います。
ということで、英検1級で免除は「多少許せる派」です。

来年度以降、英語通訳案内士の質が落ちないことを祈るばかりです。
そして、そんな“暴挙”に負けないよう
我々有資格者がさらなる自己研鑽に努め
案内士全体の質を維持、向上しなければななりません。

追伸:秋の1級2次は仏語の某試験と日程&時間帯がかち合ったため
実は受けられませんでした。冬に1次免除で出願したところです。

こんばんは。

このニュースはTwitterで知りました。
TOEIC(R)840点だとおそらく英検準1級と1級の間でしょう。900点でも英検1級は微妙なほどですから。
私のTOEIC(R)のベストスコアは870点ですが、その当時も1級に合格する実力はとてもありませんでした。
TOEIC(R)だと記述問題ももスピーキングテストもありませんから、これは何らかの抗議があってもおかしくないでしょう。

Yosshyさん、こんばんは。

お久しぶりです。
「通訳案内士筆記(英語)免除にTOEIC」を知った瞬間、怒りだというよりも、「は〜?」でしたね。
さらに、なんでそこまでして英語の有資格者を増やしたいのかと疑問が湧きました。
今では、呆れています。
今回の免除騒動の背景には、東京オリンピックは関わっていると思います。そして、観光庁とTOEIC実施会社の利害が一致したのではと考えています。
・観光庁:若者の英語有資格者を増やして、東京オリンピックで使いたい。
・TOEIC:もっと受験者を増やしたい。
でないのかなと。

私もTOEICは信用していません。
英検1級が免除になったときも、多少、憤りを感じましたが、かなりの英語力がないと合格できない試験だから、ある程度認めてきました。
現に、私もまだ英検1級を受験し続けて、なかなか合格できませんからね。

通訳案内士国家試験は、これが基本ですね。
「通訳案内士国家試験は免除なしの正規受験を通して合格して初めて、この国家試験である通訳案内士国家試験の醍醐味を味わえ、意義のある国家試験である。」

ところで、英検1級2次試験はどうだったのかと思い、Yosshyさんのブログを時々チェックしていましたが、2次試験に関する記事が出てこなかったので、どうしたのかと思っていました。
2月の試験に向けて準備してください。
私も、1月の試験で英検1級に終止符を打ちたいです。


Yukiさん、こんばんは。

このニュースで、通訳ガイド業界に激震が走りましたよ。
権威のある国家資格の通訳案内士試験のレベルを下げてどうするの?と思い、これでは、通訳案内士国家試験の崩壊が始まったと感じました。

今後、通訳ガイド団体などから動きがあるかもしれませんので、情報収集をしたいと考えています。
来年の募集要項発表まで時間がありますので、なんらかの修正をしてほしいです。
少なくとも、TOEICのスピーキングテストとライティングテストは排除してもらいたいです。

きんちゃん、こんにちは。かずかずです。通訳案内士筆記(英語)免除科目にTOEICが加わった件について、わたしは以下のように考えます。

まず、通訳案内士試験の目的は、通訳案内士としてふさわしいコミュニケーション力を測ることだと思います。だとすると、極論すれば外国語に関しては二次試験のみでかまわないということになります。ただし、現実的には受験生を一定数に絞り込む必要はもちろんのこと、ペーパーテストの準備そのものが受験生の資質を向上させることをねらって一次試験が行われているのだと思います。

さて、その一次試験ですが、外国語科目の問題は、読解にしろ語彙にしろ作文にしろ、すべて日本事象にかかわっています。試験の主催者側にとって、この試験は、基本的な語学力に加えて、特定分野における外国語の知識や表現力を求めていることがわかります。この観点から考えると、日本史検定の合格者が日本史科目の免除となるのと同じ意味で、通訳案内士の外国語試験にとって替わる試験は、現時点では存在しません。このように、通訳案内士の外国語試験の特性という観点からは、各言語の検定1級はその代替物にはなれないはずなのです。

それにもかかわらず、現に英検1級合格者は免除対象となっている。なぜかと考えるに、英検では二次試験でコミュニケーション能力を図っているからだと思います。本来なら免除の対象とはならない検定試験であるにもかかわらず、わたしに言わせれば「かろうじて」対象となっているのは、通訳案内士試験の最大の目的であるコミュニケーション力において一定の力を証しているからだと思います。

それでは、TOIECはどうか。いわゆるTOEICテストは、読解とリスニングのみですから問題外であることは明らかです。また、スピーキングとライティングのテストについては、ウエブサイトから推測するに、英検1級の二次試験に比べればはるかに簡易なものであるように思われ、仮にこれらの試験で高得点を獲得したとしても、それをそのまま免除資格にするのはどうかと思います。

わたし自身、TOEICはおよそ20年前に受験したきりですし、英検1級はなんとか合格したものの英語の通訳案内士試験については3度目の受験で今は二次試験の結果を待つ身ですので、現在の英語3試験(通訳案内士、英検1級、TOEIC)の難易度がどのような関係にあるのかコメントできません。ということもあり、このように通訳案内士試験の特性という観点から考えてみました。

ところで、きんちゃんのコメントに「観光庁とTOEIC主催者との利害の一致」とありますが、わたしはこれに旅行業界も加えられるんじゃないかと思います。しっかりした英語の通訳案内士を雇うとコスト高になるので、通訳案内士の数を増やして買い叩きたきたい、そんな思惑があるのではないか。

いま観光庁やJNTOがすべきことは、急増するアジアの旅行者への対応を急ぐことだと思います。今年は訪日外国人観光客数が1000万人を超えましたが、その大半は、アジア諸国の方々です。中国語やハングルの学習者に対する通訳案内士試験のPRの強化や、新たなアジア言語の資格化など、スジの通らない英語受験者の要件緩和なんかをする前に、すべきことはいくらでもあるのではないか、そう思います。

かずかずさん、こんばんは。

おおむね、かずかずさんと同意見です。

英検1級が英語筆記試験の免除というのは、なんとか受け入れてきました。
通訳案内士国家試験に11年がかりで合格し、その後5年が経ちますが、英検1級にはまだ合格していないほど過酷な英語検定試験であると感じています。

TOEICは、ReadingとListeningだけの試験で、しかもマークシート方式なので、通訳案内士国家試験の英語筆記試験とは全然違う試験だと思いますね。

そうですね、旅行業界の思惑も感じています。
東京オリンピックに向けて、比較的安く雇える若者の通訳案内士が欲しいといったところでしょうか。
英語の有資格者はすでに多数いるのに、さらに増やしてどうするのと疑問です。
おそらく、有資格者の総人数を増やすのに、手っ取り早い英語受験者を増やそうと考えたのではと思います。

ところで先日の調査では、マレー語など東南アジア諸国の言語を通訳案内士試験に追加するように要望を出しました。
かずかずさんのおっしゃるとおり、東南アジア諸国からの旅行者が多いので、東南アジア諸国の言語を追加すべきだと思いますね。
マレー語以外に、インドネシア語、タミール語などですかね。

この3日間、いろいろ考えましたが、資格を取って終わりではなく始まりなので、日々の自己研鑽が重要だと思います。

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