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2010年3月20日 (土)

徳川モデル

ほぼ1ヶ月前の2月22日付けの日経新聞に興味深い記事がなりましたので、ご紹介します。

タイトルにもありますように、徳川モデルです。

20100222_3

(2010年2月22日 日経新聞)

まず、徳川モデルとは、

1.鎖国だから、日本語以外の言葉は真剣に学ばない、学ばせないという暗黙の了解がある。

2.鎖国だから、日本社会だけに通ずることを大事にする。そのため、日本を離れた途端に、日本で学んだことは役に立たなくなる。

具体的に説明すると、

1.徳川時代(江戸時代)、漢文は別として外国語などは担当の係に任せきりであった。

2.今の日本では、医学部を卒業したからといって外国で医院を開業はできない。工学部を出ても、すぐに外国でエンジニアとして通用する人は多くはない。

ということであるとされています。

これでは、グローバル化が深化している中、日本人の多くはいまだに「徳川モデル」で生きていることになる。

特に、英語教育でその最たるものであり、日本政府官僚をはじめ組織の上層部は、いまだに通訳を使い、外国と会議をしており、徳川モデルが顕在。

そこで、徳川モデルの長所と短所を考えてみたいと思います。

<長所>

1.外国との交渉は通訳に任せられるので、政府官僚や組織の上層部は本業に専念できる

2.通訳は必ず必要なので、通訳者は職を失う可能性は低く、続けられる

<短所>

1.通訳を介すので外国の代表者から見ると、会議や交渉の時間がかかり、いらいらする。

2.英語をはじめ、外国語を習得しようとしない。

3.通訳者を雇うので、費用がかかる。

さて、この徳川モデルをバンクーバーオリンピックで観察してみたいと思います。

フィギュアースケートのキム・ヨナ選手(韓国)と浅田真央選手(日本)で考えてみましょう。

キム・ヨナ選手は、インタビューには韓国語と英語で答えていたようですが、浅田真央選手は、日本語のみで通訳を介してインタビューに答えていたようです。

まさに、徳川モデルです。

これから、グローバル化の熾烈な競争の中で、この徳川モデルはどうなっていくでしょうか?

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